ノートンセキュリティのライセンスを移行するには
そろそろ新しいPCがほしい。。。
そんな時、どんなPCにするか調べていると、セキュリティソフトをどうするか考えることが多々あります。
BTOパソコン(カスタマイズ可能な受注生産品)や家電量販店のPCには、無料のセキュリティソフトが最初から入っていたりしますが、短期間の体験版などが多く期間を過ぎると結局追加で購入しなければなりません。
OS標準(例えばWindowsならWindows Defender)のソフトで済ませることも可能ですが、もし、これまで使っていたPCに有効期限内のセキュリティソフトが入っているのであれば、そのライセンスを新しいPCに移行することで新しくセキュリティソフトを買わなくても、そのまま使えることがあります。
私は、PC3台まで使える「ノートンインターネットセキュリティ」というのを使ってます。
以前、ライセンス移行できることを知らずに都度、そのPC1台専用のライセンスを購入していたのですが、移行するようになってからはもうずっと移行で済ませています。
現在は必要なPCの台数に合わせられるライセンスに変更し、必要に応じて移行しているので無駄なく使えています。
もちろんライセンス自体には有効期限があるのでライセンス自体の費用はかかります。
あくまで購入しているライセンスの有効期限内であれば、別のPCに移行しても追加の費用がかからいということですのでご注意ください。
この記事は、ノートンのインターネットセキュリティのライセンスを古いPCから新しいPCに移行する流れを解説します。
ノートンのセキュリティには種類があるので環境に合わせてください。
ノートンサイトはこちら↓
ノートンのアカウントページを確認
ノートンには保護機能の種類や、付随する機能の違いにより様々な種類がありますが、私が使用するのは「ノートンインターネットセキュリティ」です。以前から使っているものなので今は違う名前に変わっているかもしれません。
ノートンには購入者向けに管理ページがありますので、そちらで状態確認や今回紹介する移行ができます。
すでにノートン製品をインストールしている方はまずノートンのサイトにアクセスして状況を確認しましょう。
ノートンのサイトの右上にある「マイアカウント」-「アカウントに移動」をクリックします。
サインインが求められるのでアカウント情報を入力して、「サインイン」すると管理ページが表示されます。
「ダウンロードの準備が整いました」のページが表示されます。このページから移行手順を進めることができます。
ライセンス削除
ライセンスの有効台数いっぱいまで使っている場合、どれかを削除しなければいけませんのでまずは削除します。私の場合、3台分のライセンスですが3台とも使っていますので、今回旧PCで使っている分を削除します。
サインインした後、「ダウンロードの準備が整いました」のページが表示されますので、「新しいデバイスへのインストール」をクリックします。
「ライセンスを移行する」をクリックします。
すると、現在のライセンス割り当て状況を確認できるページが表示されます。削除する旧PCを選び「ライセンスの削除」をクリックします。このページで選択したPCのライセンスを削除すると、選択したPCの保護が解除されますので間違わないようにしましょう。
(間違ったとしても再インストールは可能)
削除の確認ページで「はい」をクリックすると、選択したPCに割り当てられているライセンスの削除完了です。
これでライセンスに1つ空きができました。
ダウンロードリンク取得
次に、新PCにライセンスをインストールするためのダウンロードリンクを取得します。
「ライセンスが削除されました」のページにある「今すぐインストール」をクリックします。
「別のデバイスに保護をインストール」の項目にある、「ダウンロードリンクを送信する」をクリックします。
ダウンロードリンクを取得する方法として「電子メール」、「テキスト」(いわゆるSMSですね)、「リンクをコピー」(リンクアドレスそのものをコピー)とQRコードの読み込みの4種類が用意されているので、使いやすい方法を選びます。ここでは電子メールにします。
新PCでも受信できるメールアドレスを入力し、入力欄右側にある矢印をクリックします。送信できると矢印がチェックマークに変わります。
インターネットに接続できる必要がありますが、メールアドレスはWebメールとかだと簡単です。
これでダウンロードリンク送信ができましたので、新PCで受信メールを確認しましょう。
ライセンスのインストール
新PCで受信メールを確認すると、ノートンからダウンロードURLが届いていることが確認できます。そのメールの文中にある「今すぐダウンロード」をクリックします。
ちなみに、ライセンスが余っていない状態だと、下記のページが表示されインストールできませんので、削除ができていない場合は削除を先にしましょう。
有効なライセンスがあると、そのままインストールに必要なファイルがダウンロードできるので任意の場所に保存してください。保存できたらダブルクリックで実行します。
ダウンロードしたファイルを実行するとインストールの準備が始まります。
冒頭で述べた通り、新しくPCを購入すると何らかのセキュリティソフトがすでにインストールされている場合があります。このインストール中、ノートンはインストール済みのセキュリティを検知し、削除するかそのままインストールするかを聞いてきます。
個人的には、異なるセキュリティソフトが混在すると、互いの保護機能が干渉したり、PCの容量を圧迫したりすることが懸念されるので消すようにしています。
画像では、McAfeeの体験版(?)が入っていたのでアンインストールしてから続行しました。消さなくても良いという場合は、「スキップして続行」をクリックします。
インストール準備が整うと「インストール」ボタンが表示されるのでクリックします。
インストールが始まり、保護機能のアクティブ化まで自動で行われます。
完了すると「・・・正常にアクティブ化されました」が表示されるので「次へ」をクリックします。
ノートンがインストールされ、アクティブとなっていることが確認できますね。
念のため「ライブアップデート」をしておきましょう。
また、ノートンの管理ページでも確認してみます。右側にある「開く」-「デバイスの管理」からサインインすると表示できます。新PCが追加されているのが確認できますね。
このページの「他のデバイスにインストールする」からでもこれまでの手順と同様にライセンス移行ができます。
まとめ
今回はノートンのセキュリティソフトの移行手順を解説しました。
PC購入の都度、そのPC専用ライセンスを購入することもありと言えばありですが、今やPCを複数台持つことも増えていると思いますので、ライセンス管理が煩雑になってしまいがちです。
ライセンス自体の更新ついても、1年更新や2年更新など年単位での更新が一般的な印象です。1台1台にセキュリティソフトをインストールしていると、PC購入時期でそれぞれで更新しなければいけないため、タイミングがマチマチになってしまいさらに管理が大変です。
1つのセキュリティソフトで複数ラインセンスを割り当てられる方法では、1度更新すれば割り当てられているPCにも反映されるので管理が簡単ですし、有効期間内であれば今回のようにライセンス移行することで有効期間を無駄にすることもありません。
複数ライセンスを検討してみてはいかがでしょうか。
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