車の空気入れが簡単になった!買ってよかった電動エアコンプレッサー!「LUFT(ルフト)」【レビュー】

02.22.2022

車の空気入れメンテナンスしていますか。

車のメンテナンスというと車屋などの業者に依頼するのが一般的だと思いますが、今ではカー用品も便利な機械が色々と簡単に手に入るようになり、タイヤの空気れにおいては自分でも簡単にできるようになりました。

車のタイヤはいつの間にか空気が抜けていて空気圧が減ってしまうことがよくあります。車にあまり乗らなくても自然と減ってしまいます。
空気が減ったままだとタイヤと地面との摩擦が増えて燃費が悪くなったり、タイヤの寿命が短くなったりと良いことがありません。

私は、ガソリンスタンドに設置されている車用の空気入れ(エアコンプレッサー)を使い、都度チェックと充填をしていましたが、仕事の関係上積荷が多く、重さのせいなのか空気がよく減っている印象で毎回ガソリンスタンドに行くのが時間も燃料もかかり、もったいないと思うようになりました。

そこで見つけたのが、「LUFT(ルフト)」の電動空気入れ。
コンパクトなのにパワフル!
これを紹介します。

LUFT(ルフト)とは

簡単に紹介しておくとジャンプスターターやFMトランスミッター、無線マイクなど車用品を取り扱っている会社です。
ルフトとはドイツ語で空気を意味し、公式オンラインショップでも記載のあるように「人間には空気が必要なように、車にはLUFTが必要だ」というコンセプトのブランドです。

今回紹介するのは、空気という言葉をコンセプトに含んでいるブランドの空気入れです。

LUFT 電動空気入れ

購入したのはこれ↓

個人的に、車の空気入れとなると大きくて値段の高いイメージを持っていたのですが、調べてみるとそうでもなかったみたいです。上記だけでなく色々あるんですね。

空気入れの先の形状がT字であったり、少し斜めになっているものがほとんどだったのですが、私はタイヤの空気口(エアバルブ)のスペースが少ない車種でも汎用的に使えるまっすぐなものが良かったので絞って調べているとLUFT(モデル名:LUFT-AIP)を見つけました。

これは、非常にコンパクトだったので車内にも置いておけるほどでした。
もちろん小さければ良いというわけではありません。仕様などの詳細は上記のリンク先を見てもらうとして、汎用的に使えそうに思ったのでこれにしました。

サイズ感104×56×201mm
468g
視認性液晶ディスプレイ搭載デジタル表示
簡単操作タイヤとのホース接続 → 数値設定 → トリガー(空気入れスタート)
電源充電式(2000mAh)(USB-TypeC)
LEDライト搭載で夜間作業もOK
モバイルバッテリーとしても使用可
充電が切れてもシガーソケットから電源として使用可
変換バルブイギリス式/フランス式/アメリカ式、ボール、浮き輪

コンパクトながら私の空気入れ関係の生活範囲をカバーしてます!

パッケージ内容確認

パッケージはこんな感じ。側面には単位別の参考空気圧範囲が記載されています。

側面(参考空気圧)

開けます。収納袋や変換バルブ、各種ケーブルなどが収納されています。

充電用のUSB Type-Cケーブルとシガーソケットから電源を取るシガーソケット電源ケーブル(3M)。
ちなみに説明書には充電しながら空気を入れるのは禁止されています。

ホースと各種変換バルブ。
各種形状に対応しています。

変換バルブをメインのホースに接続した様子。本体のサイズ感としては、市販のティシュBOXより少し小さいかなといったところです。

入出力ポート。本体底のゴム製のカバーをめくると、各種ポートがあります。

トリガーと空気抜きバルブスイッチ。タイヤと本体を接続している状態で空気抜きバルブスイッチを押すと、空気を入れすぎた場合に逆に抜くことができます。

トリガー
空気抜きバルブスイッチ

電源ボタン長押しで電源ON。液晶ディスプレイにモードと単位と数値が表示されます。真ん中の四角いボタンを押すことで単位を変えられます。(PSI→BAR→KPA→kg/cm2)
同ボタンの長押しで先端のLEDライトが点灯します。
ディスプレイ上部の「0.0」の部分は測定値です。実際にタイヤに接続した時点の数値が表示されます。

モード:自動車

電源ボタンのちょい長押しでモードを変えられます。このボタンの押しの長さが少し繊細です。長押しすると電源OFFになるので、長押しより少し短めに押します。
+ボタン、-ボタンで数値設定ができ、各モードで設定した数値は記憶されます。

モード:バイク
モード:自転車
モード:ボール
モード:カスタム

全体の各部機能と名称。

実際の使用

実際に使ってみましょう。
の前に、車の空気圧範囲を確認します。車種にもよりますが、一般的には運転席のドアを開けたところのフレーム(?)部分にステッカーがあるので確認します。このステッカーに合わせて本体の空気圧を設定しましょう。
画像は、わが家業で活躍している定番軽バンのスズキのエブリィ(EVERY)です。この場合、単位はKPA(キロパスカル)で前輪240、後輪260ですね。本来であれば積載量により調整します。

では、タイヤのエアバルブのキャップを外して本体を接続します。ホースはアメリカ式バルブ用(国産車はだいたいこれ)なので変換バルブは不要です。接続するとディスプレイ上部に測定値が表示されます。
画像では、「221KPA」です。「19」足りていません。

いざ、充填スタート!トリガーを押します。(音と振動が発生)
設定値まで空気が入れば自動的にストップします。設定時に達していなくてももう一度トリガーを押せば止まります。

この時はすぐにストップしました。
221→240はすぐでした。1分もかかっていません。タイヤ4本しても5分かからないですね。
もちろん空気の減り具合にもよりますよ。

以上で完了です。
連続稼働していると本体とホースのジョイント部分がものすごく熱くなるので、稼働直後は触らないようにしましょう。

注意点

使ってみて、音とタイヤとの接続方法、安定性について注意点があります。

■音
パワフルがゆえだと思いますが、まぁまぁな音がするので閑静なところや夜間はなかなか響きます。近所迷惑にならないよう時間帯には気をつけましょう。

■接続方法
冒頭でもエアバルブとの接続はまっすぐな方が良いと言いましたが、ここで使用するホースはネジ式で接続するので、ネジ回しの要領でホース先の部分を何度か回さないと接続できません。エアバルブ周辺の隙間が少ないとなかなか回(接続)しにくいです。

■安定性
安定性というのは、本体を置いたまま充填が厳しいということです。持ちやすい設計だからだと思いますが、本体底の面積が広くはなく、直置きは安定しません。ホース自体もそこまで長いものではないので基本的には持っているか、何か固定するものを用意して挟み込む必要があります。
タイヤの空気圧が著しく低下している状態だと、充填完了するまでずっと持ち続ける必要があります。

まとめ

本記事では私が購入して良かった空気入れとして、LUFTのコンパクトなのにパワフルな電動空気入れを紹介しました。
このツールでタイヤ空気圧メンテンナスが非常に楽になりました。
可能な限りガソリン補充の際についでにガソリンスタンドの空気入れを使うようにしていましたが、先約がいたりすると待たなければいけませんし、都度ガソリンスタンド行くよりも効率良くなりました。

原付バイクや自転車にも使えます。

燃費やタイヤ寿命のためにも検討してみてください。(´◠ω◠`)