注意事項もある?auカブコム証券のau Payカード決済投資への移行
SBI証券や楽天証券などクレジットカードで積み立て投資ができるサイトが増えてきましたね!
クレジットカード決済をすることで投資しながらポイント還元を受けられるので積み立て投資をする場合には魅力的です。
私は以前からauカブコム証券でつみたてNISAを利用しているのですが、クレジットカード決済は利用できませんでした。クレジットカード投資が増えてきているということで、auカブコム証券でもいずれできるようになるかなぁと思っていたところ、3月28日に提供開始となりました!
条件ありますが還元率拡大キャンペーンも実施されます。
ということで、その内容と登録方法を記事に残します。
本記事内容は、「auカブコム証券口座」と「本人名義のau Payカード(auID含む)」を持っていること、さらに還元率拡大キャンペーンの条件を満たすには、別途auかUQ回線(対象外プラン有)を契約していることが必要です。
私はつみたてNISAを利用しているので、つみたてNISAを軸にした内容になっています。
au Payカード決済による投資信託の積立
今回au Payカードで積立投資ができるようになったということで、その内容を簡単に確認します。
auカブコム証券口座で取り扱いのある、積立設定が可能な投資信託がすべてau Payカード積立が対象です。対象口座や買付日、引き落とし日などは以下の通り。
NISAが対象なのはいいですね!
税金もかかりません。
Pontaポイント最大5%還元キャンペーン
au Payカード積立ができると同時に適用条件を全て満たした月から12ヶ月間限定のPontaポイントの還元率アップ(最大5%)キャンペーンも実施されます。
通常1%還元ですが、12ヶ月間はau回線(5G / 4G LTE)を契約している場合は+4%、UQ mobile(5G)回線の場合は+2%還元率がアップします。
au回線だと期間限定とはいえ、投資しながら5%のポイント還元も受けられるのはなかなか無いですね。
au Payカード登録
では実際にauカブコム証券口座でau Payカードを使えるようにするためau Payカードを登録します。登録には確認事項(名義確認)がありすぐに登録されるわけではなく、1~2営業日ほどかかるようです。
まず、口座にログインします。ログインするといつのまにやら右側カラムのメニューにau Payカード登録バナーが表示されていました。
この「登録」をクリックします。
au Payカード登録ページに移りますので、カード情報の入力、規約と同意書を確認します。
「同意いただける場合はチェックしてください」のチェックと、パスワードを入力し、「申込する」をクリックします。
申し込みの受け付け完了ページが表示されます。カード登録としてはこれだけでした。
右側メニューのバナーも「お申込中」に変わっていました。
翌日、auカブコム証券からお知らせが届いていました。
左側のメニューのバナーにもでカード番号下4桁のみ表示された状態に変わっているのが確認できます。
au Payカード決済による積立する時の注意事項
カード登録もできたので、積立投資(私の場合はつみたてNISA)の決済方法をau Payカードに変更してみたのですが、以下の点で注意する必要がありました。
・増額指定ができない
・積立設定の反映時期
順に説明します。
増額指定ができない
早速、変更しようとつみたてNISAの設定を確認すると、決済方法に「クレジットカード(auPayカード)」が追加されていました。
名義確認完了前にはグレーアウトしていましたが、選べるようになっています。
よく見てみると注釈がありました。
つみたてNISAの設定変更は、サイトの「NISA・つみたてNISA」-「積立」-「積立プラン」の変更したい銘柄の「変更・中止」をクリックします。画像の場合は、現在「自動引落」です。
ページ下部にある注釈(※5)を確認すると、なんと増額指定ができなくなる旨の記述がありました。
とりあえず仮に指定可能枠である33,333円を入力し、「クレジットカード(au Payカード)」を選択します。
すると、増額指定がグレーアウトして変更できなくなりました。
そのままページ下部に進み「変更確認画面へ」をクリックし、年間のプランを確認します。
問題なければ(といってもい増額指定ができないので毎月一定額が表示されるだけですが)パスワードを入力して「変更する」をクリックします。完了ページが表示されます。
積立プランに戻ると、指定した金額と決済方法が「クレジットカード(au Payカード)」になっているのが確認できます。指定日は「1日」のみのようです。
以上で設定は完了です。
年間40万円までの投資であれば、運用益にかかる税金がかからず非課税となるつみたてNISAですが、私は可能な限り年間積立金額可能枠いっぱい(40万円)まで運用できるよう目指しています。
つみたてNISAは、毎月同じ金額を投資信託を買い付けますので、基本的には積立プランをあらかじめ設定しておき、買い付けを自動化します。
細かな話にはなるのですが、毎月同じ金額となると400,000円÷12ヶ月=33,333…と割り切れず、33,333円が毎月の買い付け金額となります。小数点以下は調整できないので年間積み立て額は「399,996円」となってしまい「4円」余ります。
気にしない方は全然問題ありませんが、人によってはこの中途半端な数字は気になるのではないでしょうか。
そこで登場するのが増額設定。
一般的には、ボーナスが出た月などに合わせて特定月だけ投資金額を増やすといったことができ、auカブコム証券の場合は年に2回まで増額月が設定ができます。(途中で設定変更もできるので手動であれば増額回数を増やすことも可)
これを利用し、例えば毎月33,000円、増額月2回を各2,000円とすると、「(33,000円×12ヶ月)+(2,000円×2ヶ月)=400,000円」となりキリよく満額設定ができます。
話を戻しましょう。
今回、au Payカード(クレジットカード)決済による積立では、増額設定ができないという制限がかかる以上、auカブコム証券の仕様上、満額設定ができないことになります。
あくまで「4円」満額に届かないということです。
キリの良い満額設定が良いという方は、au Payカード決済をせず自動引き落としと増額を併用することになります。
ポイント還元を享受したい方は、4円ながら満額投資はできず中途半端になります。
au Payカード決済でも満額にできるようになれば良いのですが。。。
どちらが良いといえば一概には言えませんが個人の好みですね。
私は元々、キリが良い満額となるよう増額設定も併用していましたが、4円満額に届かなくてもau Payカード決済に移行することにしました。
というのも単純な数字で考えると、増額設定できない満額投資の場合は年間の金額は399,996円となり、1%還元で3,999Pontaポイントが還元される計算になるので「4円」から考えるとポイント還元の方が効率的だからです。
つみたてNISAでは使えないのですが、auカブコム証券では課税口座にてPontaポイントで投資信託が購入できるので、そういう意味では無駄がないのかなと思います。
これについては過去記事でも触れていますので、よかったら見てやってください。
Pontaポイントは加盟店も多く投資以外でも使えますよ。
積立設定の反映時期
決済方法と毎月の金額を決めたらプランを確定させるのですが、ではそのプランが反映されるのはいつでしょうか。
反映時期について、設定ページ下部に注釈があります。
au Payカード決済の積立には、積立設定申込締切日というものがあり「毎月9日の2営業日前(休業日の場合は前営業日)」で固定です。
自動引落であれば買付日を自分の好きな日付で指定できたため、反映時期をある程度調整できましたが、au Payカード決済の場合は固定されています。
au Payカード決済へ移行する時や、毎月の買い付け額を変更したくなった時などは反映時期に気をつけましょう。
まとめ
auカブコム証券でもクレジットカード投資ができるようになりました。
積み立て投資を検討している方は、ぜひau Payカード決済による投資を考えてください。
基本的には自動引き落としで買い付け設定していると思いますが、これをau Payカードに変えるだけで1%還元を受けられるのは効率的です。
投資信託の銘柄にもよりますが、全世界株式や分散投資した投資信託は、長期的に見た場合の利回りが一般的には3~7%程度になる印象です。
積み立て投資する方は、おそらく長期的な目線の方がほとんどだと思うので、買い付けの決済方法を変えるだけで何もなかったところから1%還元になるのは魅力的なものだと思います。
この記事作成時点では、適用条件を全て満たした月から12ヶ月間、さらに還元率が上がるキャンペーンもやっているのでいい感じです。最大5%!
後は、還元率の改悪が無いことを祈るばかりですね!( ╹ヮ╹)
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