無料!不要パソコンのリサイクル回収方法
パソコンを買い替えるとき、古いパソコンの処分はどうすればよいのだろうか?
と考える時、中古市場で売ったり、下取りに出すことをまず考えると思います。
ですが、古かったり状態が悪いとなかなか買い手が見つかりませんし、下取りの対象から外れてしまうこともよくあります。
一番シンプルで簡単な方法は何かなと調べていると、「一般社団法人パソコン3R推進協会」にお願いしてしまうのが一番だったのでまとめてみました。
もちろんではありますが、販売店やメーカーによっては同じく無料回収を行っているところも多くあるので、そちらを利用してもよいですが、最終的に一般社団法人パソコン3R推進協会で申し込む流れに向かうことがほとんどのようです。
「一般社団法人パソコン3R推進協会」とは
「一般社団法人パソコン3R推進協会」は、パソコン・パソコン用ディスプレーの製造メーカーや輸入販売業者と連携し「資源有効利用促進法」に基づいてパソコンの回収・リサイクル(3R:リデュース、リユース、リサイクル)を促進している協会です。
回収してリサイクルするまでを国の認定を受けたパソコンメーカーが行い、ハードディスク(HDD)の破壊など情報漏洩を防ぐ措置をとった上で金属などの資源に戻されるので安心です。
とはいえ、どんな経緯で情報が洩れるかはわからないので、本協会はユーザー責任のもとでパソコン(HDD/SSD)上のデータを専用のソフトや物理的破壊にて消去することを推奨しています。
データ消去方法はいろいろありますが、私はIOデータが提供している無料のデータ抹消アプリ「DiskRefresher4 SE」というものを使用しました。詳しくはメーカーサイトで紹介されていますので気になる方は検索してみてください。
過去記事でも紹介した変換方法にてパソコン内蔵のHDDをUSB接続に変換して別のパソコン上からデータ消去を行いました。
パソコンの引き取りや集荷は、日本郵便のゆうパックなのでどこからでも対応してもらえます。
「PCリサイクルマーク」がないと有料
無料回収とうたっていますが、「PCリサイクルマーク」が付いていることが前提です。
こんなマークです。↓
大体パソコン本体の裏側(ノートパソコンであればバッテリーを外したところにあったりもする)にありますのでまず確認してください。
このマークは平成15年(2003年)10月以降に販売された家庭向けパソコンに貼付されているものなので、古すぎでなければ付いているはずです。
もしついていない場合は、次のような費用がかかってしまいます。
下記は本記事作成時点で確認したものなので、最新情報は一般社団法人パソコン3R推進協会かメーカーに確認してください。
リサイクル回収の申し込み
申し込みはオンラインで行います。
「パソコン リサイクル」などで検索すると「PC3R – 一般社団法人 パソコン3R推進協会」のようなタイトルが出てきますのでクリックしてください。
このサイトのトップページからリサイクルを依頼するパソコンのメーカーを探してクリックします。
自作パソコンやメーカーがわからない場合は、協会直接か「メーカー名が見当たらない場合」をクリックします。
メーカー名をクリックすると、メーカーサイトのリサイクル回収ページに飛びますので、そのページで申し込みます。
個人的に価格の割にスペックの良いものが多いと思っているので、私はよく日本HP(ヒューレット・パッカード)のパソコンを使っていることもあり、買い替えの時に下取りやリサイクルも基本的にHPを通しています。
HPの場合は、「回収・再資源化のお申込みはこちら」というボタンがありました。もちろんHPのサイトから直接アクセスも可能です。
ボタンをクリックすると改めて、パソコン3R推進協会の申し込みページに飛びます。
このページでリサイクル・回収に関する詳しい案内や流れなどを確認し、ページ下部の「申込み画面へ進む」をクリックします。
申し込みページでは案内に従い個人情報、回収するパソコンの型式名などを入力します。型式などが正しく入力されていないと、申し込みが完了しても後で確認の電話がきます。
申し込みが完了すると数日後にパソコン回収専用の「エコゆうパック」という伝票が届きます。
それまでに回収するパソコンを梱包しておくとスムーズです。
梱包と発送
このような「エコゆうパック」伝票がパソコンリサイクル受付センターというところから届きます。
中身は「排出手順書」と「伝票」です。パソコンのタイプ(デスクトップやノートなど)によって伝票がそれぞれあるので、念のため何用の伝票が確認しておきましょう。
複数のパソコンを回収依頼する場合は、伝票も複数になりますのでそれぞれ合うものを選ばないといけないので注意が必要です。
伝票には申し込みページで入力した内容がすでに印字さていますので、特に記入することはありません。
伝票の確認ができたら回収をお願いするパソコンをビニール袋や段ボールで梱包しましょう。私は購入時の段ボールを保管していたので、不要なビニールを取り外してそのまま使いました。
後は届いた伝票を貼るだけです。
発送準備が終われば日本郵便の集荷サービスを利用してもいいですし、郵便局に持ち込んでもOKです。
伝票に連絡先が印字されています。
着払い伝票ですので、送料の支払いもありません。
パソコンリサイクル回収手続き完了!( ̄∀ ̄)
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