くらしのマーケットでトイレリフォーム費用は安くなる!?申し込んでみた

06.26.2023

経年劣化やこびりついた汚れがなかなかひどいため、トイレ(便器)交換をしました。

どんなトイレにするかも考えないといけませんが、気になるのはやっぱり費用ですよね。
トイレの空間をゴッソリ改装するのか、和式から洋式に変えるのか、便器の交換だけなのかなど、トイレリフォームにも色々範囲がありますが、今回私が依頼したのはシンプルに便器の交換のみです。壁紙は傷んではいるものの、我が家庭ではあまり気にしていないので交換はしませんでした。

とりあえず相場がわからないので、ネットで調べたり、トイレ(便器)交換に対応している業者にあたって相見積もり、いわゆるあいみつをとったりして調べてみると大体10万円前後でした。私が問い合わせた業者の範囲ですと8万~14万といったところです。

まぁまぁするなぁと思いつつ、もう少し安くならないかなと調べていると、「くらしのマーケット」で工事だけを依頼するという案件を発見。

便器入手と、工事依頼を分けて考えることで一番割安になったのでトイレリフォームについて本記事にまとめてみました。

本記事はあくまで私が依頼した場合の内容です。
業者さんによると、交換前の便器を外してみないと部品の劣化具合がわからなかったりするので、現場の状況によってある程度の費用の変動はあるようですのでご注意ください。

トイレリフォーム(便器交換のみ)before&after

Before
After

トイレがピカりました!いいですね!
施工時間は2時間程度でサクッと終わってしまいました。

壁紙はなかなか暴れているのでぼかし入れてます。
タンクの仕様の関係で、止水栓から給水ホースを延長することになったので鉄製のホースが回り込む形になっています。ホースに巻かれているのは結露などの防止のための保護材です。サービスでつけてもらいました。

もし空間ごと見た目をスッキリさせる場合は、壁紙や配管ごと工事する必要があり、かなり大がかりになります。

トイレリフォーム(便器交換のみ)にかかった費用

実際かかった費用は以下の通り。

■便器一式
便器本体+タンク
(CS232BM+SH233BA)
39,497円
普通便座
(TC301)
4,725円
クーポン利用-1,500円
合計42,722円
■工事(くらしのマーケット経由)
工事費用20,000円
延長給水ホース4,000円
合計24,000円
総合計66,722円

今回は便器一式を自身で購入、工事だけを依頼するという方法を取ったところトータルの費用としては、66,722円でした。元々、10万円前後の見積もりだったのでかなり安くなりました。

便器一式はTOTO製品の「ピュアレストQR組合せ便器セット リモデル 手洗付」と「普通便座」です。
業者さんと見積もり相談していた時に、私の考えに一番近くシンプルな便器でコスパも良かったのでこちらにしました。

専用サイトとかホームセンターで注文するのかと思いきや、楽天やYahoo!ショッピングなど大手通販サイトで購入できます。しかも業者さんから提示されていた見積もりの便器代よりも2万近く安く買えました。通販サイトによってはクーポンが使えたり、ポイント還元があるのでさらにお得です!

工事費用ついても、くらしのマーケット経由だと各お店がそれぞれで提示しているので相場が安定し、偏った金額になってしまう可能性も低くなります。

メーカー商品市場、トイレリフォーム市場それぞれの市場で競合があることで価格に反映されますので、割高の解消につながり、業者さんにすべてまかせるより安く済んだということになります。

便器一式については、好みや何を重視するかにより大きく値段が変わりますのでご注意ください。
今回のものは商品ページで詳しく見られるので確認してみてください。

便器一式購入の注意点

自前で便器一式購入する場合には注意が必要です。
というのも、現行の設備に適合するものを購入する必要があります。
重要な点としては以下4点。
・排水方法
・排水芯
・延長給水ホース要否
・床フランジ

まず排水方法。一般的な洋式トイレの排水方式は、「床排水」と「壁排水」の2種類に大別されており、主流は床排水ですが、それぞれに応じた便器を購入する必要があります。

続いて排水芯。床排水の場合ですが、排水芯とは、便器の後ろ奥の壁から排水管の中心までの距離を言います。床排水の排水管は、トイレによってさまざまな位置に設置されており固定ではありません。
私の環境では床排水で排水芯を測ったところ507mmだったため、便器は排水芯可変の「リモデル」タイプを購入しました。排水芯305〜540mmに対応します。
仮に私の環境で通常タイプを購入してしまうと、便器の排水管と床に設置された排水管とを接続することができず便器交換ができなくなってしまいます。

排水芯(飾りネジのところが排水管)

そして、延長給水ホース要否。トイレ空間には通常、壁に水道管が設置されており、タンク(タンクレスタイプの場合は直接便器)と接続しますが、水道管の設置状況によっては届かない場合があります。
その場合に延長ホースが必要となります。
私の場合、交換前のタンクとそもそも仕様が違うため、新しいタンクとは届かず工事費とは別に追加(+4,000円)でかかることになりました。

最後に床フランジ。床フランジとは便器と床の排水管とをつなぐ接続部品です。こればっかりは便器内部の部品なので便器を外してみないと見ることができません。なので施工時の劣化具合によっては追加の費用がかかります。大体数千円です。
ちなみに下の画像が便器を外した時のもので、床フランジは真ん中の黒い部分です。見にくいかもしれませんが周辺の汚れがひどいので一応ぼかします。



私はリフォーム業者ではないので上記以外にも確認すべきことがあるかもしれませんので、どうしてもわからなかったり、念のため確認を取りたい場合は、くらしのマーケットで希望のお店に問い合わせてみることおすすめします。画像を送付したりもできるので、事前に確認することができます。

購入した便器セット

先述の通り便器セットは普通に大手通販サイトで購入できます。
参考までに私が購入したものを簡単に紹介します。工事はお願いするため、部品など無くさないよう大まかな梱包を外すだけにしています。
便器、タンク、便座一緒に注文し、注文後3日で届きました。荷姿はこんな感じ。

便器はなかなか重いです。排水管と接続するアタッチメントや説明書などが同梱されています。

続いてタンク。樹脂なのかプラスチックなのかわかりませんが、タンク内パーツが一式同梱されています。

そして便座。ウォシュレットではなく普通便座です。

以上で一式です。
せっかくなので組み立ててみて座ってみる。。。
「和室の洋式トイレで考える人」 (゚o゚;

それでは次にくらしのマーケットについて詳しく見ていきましょう。

くらしのマーケットで工事依頼

くらしのマーケットとは

ハウスクリーニングや家事代行、不用品回収、引越しなどの暮らしのサービスをオンラインで予約できるサイトです。ユーザーの口コミや満足度が確認でき、サービス料金を簡単に比較できたりします。

くらしのマーケットでは、各お店が料金表を掲載しているので事前に確認できたり、わからないことがあってもお店に質問できるので安心です。

口コミやお店のブログ、写真などが掲載されているので、どんなお店なのか参考にすることも可能です。訪問エリアの絞り込みで料金が安い順、口コミの評価順などで比べたりできるので、サービスの決定もしやすかったですね。

また、くらしのマーケットを経由して利用したサービスに問題があった場合に最大10万円の保証があったり、予約が確定するまで各店に個人情報が公開されないようプライバシー保護が考慮されていたり、出店してサービスを掲載できるのは厳正な審査を通過したお店だけといったユーザーの安心にも気配りがされています。

工事だけの依頼方法

くらしのマーケットは、お店に事前確認を取ったり、工事の予約をするにはアカウント登録が必要ですので、まずはアカウント登録をしましょう。

サイト右上のメニューから「マイページ」→「新規会員登録」と進み、案内に従い登録(無料)します。

アカウント登録ができたらサイトトップページから依頼したいサービスを探します。
今回は便器交換なので、カテゴリから探す項目に「リフォーム」→「トイレリフォーム」があるのでこちらをクリックします。トイレリフォームの簡単な説明と相場が表示されます。

トイレ商品がリストされますが、下部の方にスクロールすると「工事だけ依頼する」のリンクがあるのでこちらをクリックします。

現場のエリアを指定すると、対応地域のお店が絞られますので依頼したいお店を選びます。料金順や評価順といった並べ替えも可能です。

もし、予約をする前に確認しておきたいことがあれば、問い合わせたいお店のページの質問フォームから連絡することができます。お店によっては予約後でないと回答してもらえないこともあるようです。

私は、最安値のお店で事前に色々と聞いてみたのですが、明確な回答をしてもらえなかったこともあり、最安値ではないものの別のお店の実績の多いところで予約をすることにしました。そこでは予約前でもすぐに質問したことに回答してもらえました。

特に聞きたいことが無ければ「予約日時を入力する」に進みます。

お店が指定する予約可能な日時が選択できますので、第3希望まで指定します

次に名前や連絡先、支払い方法を入力し「確認画面に進む」をクリックします。

入力内容を確認したら「予約リクエストに進む」をクリックして予約完了です。

予約後にお店と連絡を取る場合は、予約完了ページ下部の「店舗へメッセージを送る」からできます。

予約状況はマイページから確認します。

まとめ

トイレリフォーム費用を抑えるため、自前で便器一式を準備し、工事だけを依頼するという方法を取りました。

業者さんにすべてをまかせることで特に自分が動かなくてもできますが、今回のように自分でできることはした方が割安になることもあります。

実際のところ、一番安上がりなのは工事自体もDIYすることだったりします。今や便器交換はDIYでしてしまう方もネット上の記事やSNSで散見されたりします。

ですが、工事となるとやはり多少のスキルが必要だったり、工具も用意しなければなりません。
工事だけ依頼という方法も有効な手段と言えます。

ちなみにくらしのマーケットは、トイレリフォームだけでなく、生活関連サービスを中心に幅広い業者さんが出店しています。
私も色々見てみたのですが、「こんなこともこの値段でお願いできるんだな」という気付きが多々ありました。
何か困っていることについて依頼してみたり、相場の調査など活用してみるのもいいですね!
ヽ(゜∇゜ヽ)

生活

Posted by まさ