DIYダクトアダプター!スポットエアコンの排気ダクトを身近なものでカスタマイズ
排気ダクトの大きさが窓に合わない!|д゚)
スポットエアコン(スポットクーラー)を購入したのだけど、排気経路に使うはずだった窓に排気ダクトをそのまま取り付けることができないことが判明しました。
そんな時は排気ダクトをカスタマイズ!
排気ダクトを延長し、ダクトを取り付ける窓に合うよう変換アダプターを自作しました。簡単に用意できるもので作ったため、質素というかシンプルというか安っぽい感じにも見えるかもしれませんが、使用環境に合わせてカスタマイズが可能です。
購入したスポットエアコン
とある部屋のエアコンが壊れたので、今回は工事不要で移動もできるスポットエアコンを導入しました。
アイリスオーヤマの「ポータブルエアコン 5~8畳 IPP-2621G-W」です。除湿機能や内部洗浄機能も搭載されています。
このシリーズには価格帯により冷房能力の強さや暖房もできる製品もあるので、使用環境に合わせて選ぶことができます。
スポットエアコンの特徴として、一般的な壁掛けのエアコンのような室内機、室外機というようには分かれておらず一体化していますので、室内の空気を吸って冷やして排熱もそのまま同じところで行われます。
空間を冷やしているのに排熱で温めるという意味のないループが発生するため、排気口からの排熱を室外に逃がす必要があります。
上部に小窓がある部屋での使用を予定していたので、この小窓に排熱ダクトを通そうと考えていました。
ですが、製品に付属しているダクト固定用のプラスチックのパーツ(ダクトエンド)が、内側からも外側からもギリギリネジ止めできないサイズでした。。。
当初のサイズ感でも厳しいかなと思ってはいたものの、何かを挟むことで固定できるかと思っていたのですが、それも厳しそうでした。
これに合うようアダプターを作ることにしました。
窓アダプターを作って取り付け
まずは、次のもを用意し、四角形の小窓と円形のダクトホースをつなぐアダプターを作ります。
・段ボール(箱型だったものが望ましい)
・カッター
・テープ類
・アルミホイル
できるだけあるものを使うため段ボールを使用しましたが、より頑丈なものにする場合は木材やプラスチックに変えてください。その場合は加工できる工具も必要です。
段ボールを小窓のサイズに合うよう切ります。
小窓よりほんの少しだけ大きめになるようにするのがポイントです。原始的ではありますが、窓に取り付ける時に段ボールをしならせることできつめに固定ができるので、固定する器具も必要無く取り外しも簡単になります。
先ほどのダクトエンドをはめ込めるよう、段ボールを枠取って切り取ります。
製品に付属している窓パネルは、ダクト部分とネジ止め部分に分割できますので、今回はネジ止め部分のサイズでは大きすぎたため内側のダクト部分のサイズで切り取ります。
取り付けてみるとこんな感じ。
ちょうど爪があるので引っかかって固定されます。
フチを少し補強します。(気休め。。。)
段ボールのフタ部分をテープで止めます。
驚くほど取ってつけたような手作り感のある物体になりましたね。。。
とりあえず取り付けてみます。
ちなみに画像の銀色のダクトホースは別途購入したものです。詳しくは後述します。
不格好さはさておき、排気ダクトとしては大丈夫そうです。
一応、断熱効果があるといわれるアルミ材を巻いてみます。アルミホイルを巻いただけなので効果のほどは定かではありませんが、見た目が少しダクトっぽくなりました!
四角い小窓用排気ダクトの完成です!
室外側に虫などが入り込まないようネットを付けたりするとより良いでしょう。
段ボール無しでも取り付け可能
小窓とダクトホースをつなぐ箱を作りましたが、正直なところ窓パネルのパーツだけでも取り付けは可能でした。
ただ、ダクトホースに角度ができてしまい取り付け部分に負担がかかってしまうと思ったので、このパターンではなく窓とダクトホースそれぞれストレートに連結できる窓アダプターを使うことにしました。
延長ダクトホースの活用
製品付属の排気ダクトの長さは約30~150cmです。
このダクトの長さでは小窓までかなりギリギリだったので、取り回しがしやすいよう余裕を持たせるため別途アルミ箔が使用されたダクトホースを購入しました。
ジャバラ仕様なので長さも調節でき、柔軟性もあるので使いやすかったです。
ダクトホースの直径や長さが色々あるので使用環境に合わせましょう。
まとめ
スポットエアコンは、移動ができるのでエアコンのない部屋や、ガレージなどに空調設備を持ち込みことができます。
室外機、室内機が一体化しているため排気環境を作る必要がありますが、排気環境といってもその空間は様々。窓用パネルが標準で付属されているとはいえ、汎用的に使えるかどうかは不明です。
今回のように、段ボールを少し工作するだけでも排気環境を作りだすことも可能です。(*^^)v
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