バイクシェリングのオーナーになるには?「AirRide(エアライド)」と「ベストBike」を比較
たまにしか使わないバイク、ガレージに眠っているバイク。。。
副収入に繋がるかもしれないバイクシェアリングを考えてみてはいかがでしょうか。
使わない期間が長いと劣化もしてしまうし、維持費も少なからずかかってしまいます。
私には、たまにしか使わないバイクがあります。
使っていない時、何か活用できないかと調べているとバイクシェアリングというサービスが目に留まりました。
今や家電や家具など、購入するのではなく個人間でレンタル(シェア)するという手段が増えつつあり、バイクもその一つで個人のモノでも貸す側、つまりオーナー側になれることがわかりました。オーナーはレンタル料として副収入も見込めます。
個人的にはバイクシェアリングサービスの「AirRide(エアライド)」、「ベストBike」の2つが主流で情報量も多く、良さそうだと思い比較検討してみることにしました。
AirRide(エアライド)
AirRide(エアライド)は個人間でバイクをシェアできるサービスです。バイクのオーナーが自分のバイクをシェアリング用に登録し、利用者はその中から希望のバイクを選んで使用します。
原付からリッターバイクまで様々な種類のバイクが登録されており、利用者は自分のニーズに合ったバイクを選ぶことができます。1日単位でバイクを借りることができるため、短期間の利用にも適しています。
仮予約システムが採用されていて、オーナーが承認することで正式に予約となります。
予約者とメッセージなどでやり取りした後、指定場所でバイクの受け渡し、使用後にオーナーにバイクを返却という流れです。料金はオーナーが設定するため、バイクの種類や利用期間によって異なります。
利用者の支払い方法はクレジットカードのみ。
会員登録およびバイク登録(査定、書類確認)は無料。利用者が保険料を負担するバイク保険が予約時に自動で適用されます。
オーナー報酬は使用料の70%(手数料30%)。
ベストBike
ベストBikeはAirRide(エアライド)と同様、個人所有のバイクをシェアリングするためのサービスです。
駅前や空港など利用者が集まりやすい拠点でバイクを貸し出せるため、効率よく収入を得ることが見込めます。バイク登録後は、ベストBikeが運営するシステムでバイクの貸し出しや回収をサポートしてくれます。
バイク登録できる拠点はベストBikeが拠点としている場所を選択するのみで、利用料もベストBikeが管理するため、オーナーが自由にできるわけではありません。
バイクの受け渡しは非対面で、バイク1台につき1つ支給される専用のキーBOXを介して受け渡しを行います。
ベストBikeが予約などの運営を行うため、バイク登録後にオーナーがすることは、予約が入れば登録した拠点にバイクを設置、返却通知が入れば回収することです。
会員登録は無料ですが、バイク登録にはAirRide(エアライド)とは形態が異なり、査定や書類確認の他、以下が必要です。
・オーナー登録費用20,000円(税込み) ※初回1回限り
・シェアリングサービス専用の保険に切り替え ※保険料はオーナー負担
・シェアリングサービス専用のナンバープレートに切り替え
オーナー報酬は使用料の60%(手数料40%)。
報酬5%UPキャンペーンなども実施されています。
AirRide(エアライド)とベストBikeの特徴の比較
2つのサービスともに個人のバイクを登録して貸し出すという個人間のシェアリングということは共通しているものの運営方法などが異なります。それぞれ違いをまとめてみましょう。
項目 | AirRide(エアライド) | ベストBike |
---|---|---|
対象バイク | 原付からリッターバイクまで様々 | 原付からリッターバイクまで様々 |
貸出場所 | 利用者とオーナーの合意で設定 利用者と直接会って渡す | 駅前、空港などベストBikeが拠点とする場所 専用のキーBOX(非対面) |
予約方法 | 仮予約後にオーナーの承認が必要 | ウェブ上での予約 |
料金設定 | オーナーが自由に料金を設定 | ベストBikeが管理 |
保険 | 利用者の損害保険加入が義務 予約時に利用者負担で自動で適用される | 専用保険に加入必要 |
ナンバープレート | 切り替え不要 | 専用ナンバープレートに切り替え |
登録費用 | 0円 | 20,000円 |
報酬(手数料) | 使用料の70%(30%) | 使用料の60%(40%) 報酬UPキャンペーン有 |
管理の手間 | 多い | 少ない |
サポート体制 | 基本的には個別に対応 | 専用保険やメンテナンス支援によるサポート |
上記のように比較することができます。
ベストBikeは貸し出せるまで、ナンバープレート切り替えや登録費用があるため、ハードルが高いですね。
選ぶポイントとしては、「柔軟性を重視」するか、「手間の少なさを重視」するかではないでしょうか。
■柔軟性を重視するなら「AirRide(エアライド)」
料金設定や利用の管理をオーナー自身で行いたい場合、AirRide(エアライド)が適しています。直接のやり取りにより、利用者のニーズに合わせた対応が可能です。
■手間の少なさを重視するなら「ベストBike」
拠点での管理や保険のサポートが整っており、管理の手間が少ないベストBikeは、手軽にバイクを貸し出して収益を得たいオーナーに向いています。
料金設定が「AirRide(エアライド)」に比べて「ベストBike」が割高な印象ですので、貸し出しに伴う収益単価を上げることが見込めます。
AirRide(エアライド)を選んだ理由
検討した結果、私がするとしたらAirRide(エアライド)ということになりました。
理由は始めるときのハードルの低さです。
ベストBikeの管理の手間が少ないというのは魅力的ではあるのですが、始めるのに費用がかかるのには、需要がどれだけあるのかわからない状態では、やはり抵抗があります。専用保険に切り替えた後の保険料も加味しなければなりません。
その点、AirRide(エアライド)は特にバイクシェアリングに伴う費用負担はないので始めやすいです。
もし、AirRide(エアライド)で借り手が頻繁に見つかるようであれば、ベストBikeに切り替えても良いかもしれませんね。
後々、両方登録、、、とも考えたりしましたが、できるかどうかもわかりませんし、ダブルブッキングなどの関係でトラブルが考えられますのでやめておこうと思います。
AirRide(エアライド)の始め方
用意するもの
早速、AirRide(エアライド)に登録してみましょう。
私は125ccのスクーターを登録するので、以降はその情報です。
排気量によっては用意する書類が異なりますのでご注意ください。
会員登録しないとバイク登録もできませんので、両方登録します。
必要なものは以下の通り。
■会員登録(=ドライバー情報申請)
・電話番号
・メールアドレス
・プロフィール画像
・運転免許証(免許証表と裏の画像データ)
■バイク登録
・バイク情報(メーカー/車種/排気量/ATorMT/年式/走行距離)
・バイク画像 ※メイン画像(1枚)必須。サブ画像(複数枚)任意。
・自賠責保険証明書(画像データ)
・標識交付証明書(画像データ) ※125cc以下に必要な書類
・ナンバープレート(画像データ)
・車体番号
会員登録(ドライバー情報申請)
AirRide(エアライド)のサイトにアクセスし、「無料登録」をクリックします。
メールアドレスとパスワードを入力し、利用規約、プライバシーポリシーの確認後、チェックボックスにチェックを入れ「無料登録」をクリックします。
入力したメールアドレス宛に確認メールが送信されるというメッセージが表示されます。
受信メール内のURLをクリックすることで登録が完了し、「始める」をクリックするとプロフィール(ドライバー情報)を入力できるようになります。
プロフィールではドライバー情報として氏名などの個人情報とプロフィール画像をアップロードします。
プロフィール画像は何でも良さそうでした。私はバイク画像にしました。
全て入力できたら「登録」をクリックします。
次にドライバー認証をするため、運転免許証の情報を入力します。
住所や生年月日、免許証番号、有効期限などを免許証記載の内容を入力します。わかりやすいイラスト付きでした。免許証表の画像、裏の画像両方アップロードが必要です。
入力できたら「登録」をクリックします。
入力内容の確認メッセージが表示されますので、全てにチェックを入れ、「実行」をクリックします。
ドライバー情報の申請が完了しました。
その後、電話番号認証が必要だったので、「こちらから・・・」という部分をクリックします。
認証コードを発行するための電話番号を入力し、「認証コードの送信」をクリックすると、確認メッセージが表示されるので「認証」をクリックしましょう。
入力した電話番号宛に届いたSMSの認証コードを入力し、「認証」をクリックします。
確認メッセージが表示されますので、「認証」をクリックします。
「電話番号認証済」と表示されていれば認証完了です。
ドライバー情報の承認には、すぐにはされず日数がかかるようです。
私の場合は、3営業日に承認されました。承認されましたというメール通知があり、管理ページを見ると、「ドライバー情報承認済」となっていました。
バイク登録
ドライバー情報が承認されると、バイクの登録ができるようになります。
トップページの「バイクを登録」というボタンが表示されていますのでクリックします。
表示されたページの内容がバイク登録のメインのページです。
メーカーや車種、排気量などのバイク情報の他、自賠責などの書類確認や、取り引きする時の説明などをこのページで入力します。利用者が予約する時にこのページに入力した説明を見ることになります。
まずは、メーカーや車種など、また、1日(24h)あたりの参考金額を入力します。
次に説明。バイクの追加情報や、取り引きの条件、注意事項などを入力します。
テンプレートが用意されていますので参考にできます。
下の画像は「テンプレートを使う」ボタンをクリックした時に表示された内容です。
ちなみにテンプレートの全文はこんな感じ。
【はじめに】
数あるバイクの中から、ご覧いただきまして、ありがとうございます。
【注目POINT1】
平日限定:〇〇円割引。
【注目POINT2】
〇〇ならではの気持ちいい加速。安定したライディング。
100km/hに到達するまで、わずかO.O秒です。
グリップヒーターも装備しているので、冬場でも手が冷たくなりません。
スマホホルダーとUSB充電も装備していますので、
気持ち良い風に当たりながら、色々な場所に行ってみてください。
【料金について】
4時間:ooooo円
8時間:ooooo円
24時間:ooooo円
以降24時間毎:ooooo円
以降1時間毎:ooooo円
【受け渡し可能時間帯・場所】
〇〇での受け渡しを原則とさせていただきますが、
場合によっては〇〇駅での受け渡しも可能です。
<対応可能時間>
平日:朝○時以降、夜○時まで
休日:予定がない限り終日対応可能
【バイクシェアにおける注意点】
・改造、カウルを取り外すこと、電源ケーブルの追加などは全てNGです。
・落ちない汚れや傷をつけた場合、洗車代/修理代を別途頂きます。
・サーキット走行はご遠慮ください。
・ガソリンはハイオク満タンでシェアしますので、ハイオク満タンでご返却ください。
★細かい傷などは気にしませんので、ライディングを楽しんでください。
【事故・違反等について】
・保険、もしくは実費にて修理をお願い致します。
・保険でカバーできない故障や事故の場合は、実費にて現状復帰をお願いします。
・見積り、修理は〇〇でまでお願い致します。
・違反を切られた場合は、ご報告の上、速やかに処理してください。
【その他】
【最後に】
最後までお読みいただきありがとうございます。
バイク好きな一人としては、色々な方と繋がりたいと思っております。
次に受け渡し場所。
住所を直接入力するか、地図上でポイントすると住所が自動で入力されます。ここで指定した場所でしか受け渡しができないというのではなく、あくまで利用者とのやり取りで決まるので、基本的にはココで、というところを指定しておけばOKです。駅や商業施設の駐車場とかで良いと思います。
次はバイクの装備品の有無とバイク画像。
表示されている装備があれば該当するところをチェック。
画像は1枚のみ必須ですが、前からや横から撮ったものなど、バイクの外観や状態がよくわかるような画像を複数載せておく方が利用者にとってはわかりやすいでしょう。
次に各種書類情報。
自賠責保険の証明書などの各書類の必要事項の入力と画像データのアップロードです。
入力した内容と画像内容と相違が無いよう注意しましょう。
次はキャンセルポリシー。
どのタイミングでキャンセル料が発生するかを決めます。
参考までに他の方のを色々見てみましたがバラバラでした。キャンセル料0でもいいですし、前日キャンセルは100%にしたりと任意です。
入力できたら「登録」をクリックします。
確認メッセージが表示されますので、「登録」をクリックします。
バイク登録の申請完了です。
承認されるまで待ちましょう。
てっきりドライバー情報の時と同様、3営業日くらいかかるのかと思いきや、私の場合ですが、申請した当日にメール通知があり承認されました。
検索画面にも表示されるようになっておりました。
まとめ
ここではバイクシェアリングサービスの「AirRide(エアライド)」と「ベストBike」を比較してまとめてみました。
私は、オーナーになるためのハードルの低さからまずはAirRide(エアライド)を選びましたが、読者の皆さんはいかがだったでしょうか。
AirRide(エアライド)への登録は、実際私が登録した流れを紹介しましたので、もしAirRide(エアライド)に登録してみようかなと思っている方は、ぜひ必要な準備物や手続きの流れなど参考にしていただければと思います!
誰か借りてくれないかなぁ (~ ̄▽ ̄)~
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